本年１月、入院患者さんに対して職員による身体的虐待を疑われる不適切な対応が発生しました。その報告を受け、内容を確認すると同時に川崎市健康福祉局にも通報を行いました。その事案については病院内で共有し、同様の行為が起こらないように全職員に指示を行い、また患者さん及びご家族に対しても説明と謝罪を行いました。

　その後、川崎市健康福祉局の立ち入りを受け、今回の事案は身体的虐待として扱われる事案と認められました。そして院長をはじめ精神保健指定医らが中心となり、すべての職員を対象に再発防止と患者さんの人権を守る取り組みを早急に実施することを命じられ、現在実施しております。

　我々は今回の事案とその決定を重く受け止め、再発防止に努めるとともに、患者さんの人権に配慮したこころある精神医療・看護の実現を掲げ、患者さんが安心して受けられる医療体制と職員教育に全力で取り掛かります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和7年5月20日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東横恵愛病院　院長　　　小山雄史

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東横恵愛病院　事務長　　松崎有造

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東横恵愛病院　看護部長　釜　英介